ミソフォニア(音嫌悪症):著者のケース

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こんにちは、Kayです。

今日は私の悩みの一つであるミソフォニアについてお話しします。

ミソフォニアという障害(というとまだ少し抵抗があるのですが)をもっと多くの人に知ってほしいのと同時に、同じように悩んでいる方に、”私だけじゃないんだ。”と感じてもらえればと思っています。

ミソフォニアとは?

そもそもミソフォニアとはどんな障害のことをいうのか、Wikipediaのページには下記のように説明されています。

ミソフォニア(英語:Misophonia, literally “hatred of sound”[1] )あるいは音嫌悪症とは、まれに診断される医学的な障害である。原因は神経学的だと思われ、特定の音に対して否定的な感情(怒り、逃避反応、憎しみ、嫌悪)が起こされる。

ここ20年ほどでやっと障害として認識され始めたと記事で読んだことがあります。

症状は人によって様々あるようで、Wikipediaには症状に関しても下記のような記載がありました。

ミソフォニアを患っている人は最もよくある場合、鳴らし、ズルズルの音立て、咳払い、爪切り、そしゃく、飲用、歯磨き、呼吸、鼻のクンクン鳴らし、会話、くしゃみ、あくび、徒歩、ガムをかむことまたはバブルを破裂すること、笑いいびき、飲み込み、ゴクゴク、げっぷ義歯のかちっという音、タイピング鼻歌、口笛, 歌い、ある子音の音や、反復的な音により、怒りの感情がさせられる[12][13]。<発汗、筋肉緊張や高心拍数などの「闘争・逃走反応」の症状が出る。

著者のケース

私の場合は上記に記載されている音のほとんどがダメで、食事は雑音やテレビなどの音が無いと耐えられません。

俗に言う食べ方の汚い【くちゃらー】さんがダメ、ということではありません。普通に食事している音が耐えられないのです。

今はだいぶ理解してくれるようになったものの、家族も最初は

”我慢しなさい。”

と言って取り合ってくれませんでした。

10年ほど前から気になり始め、年々その症状は悪化していったように思います。

音に対する感情

文字通り”嫌悪”なのですが、”怒り”、”憤り”が強く、辛くて泣いてしまう時もあります。ドラマで机をバンっ!と叩いて部屋を出て行くようなシーンがありますよね?本当にあんな感じです。

家族は普通に食事をしているので、私自身に問題があることは十分に理解しているのですが、どうしようもないのです。

今では自分が出している音が気になって、私が何かを口にする時は”ごめん、うるさい?”と聞いてしまう癖がついてしまいました。

食事の場だけではなく、電車の中や仕事中にもその感情は芽生えます

電車で隣に座った人のガムを噛む音、連続したあくび、鼻をすする音など。

”うるさい!!!”と叫びたくなります。その人たちは何も悪くないと頭では理解しているのです。でも耐えられないのです。

救世主のイヤホンを忘れた時は、ぐっと我慢するか、どうしても耐えられない時は車両を変えて回避しています。

また、イヤホンをしていてもそういった音を連想させる人の動作が視界に入るとそれもまた私には苦痛なので、うつむくか、目を瞑るかするしかありません。

映画館で近くに座る人がポップコーンを食べ始めたら、映画に集中ができず、食べ終わるのを必死に待つしかありません。音の大きいアクションものなら良いのですが、静かなラブストーリーやサスペンスものは本当に地獄です。

ミソフォニアとの付き合い方

今まで、ぐっと我慢してみたり、わざとその音を聞いてみたり、食事時間をずらしてもらったり、耳栓をしたり、テレビの音量を大きくしたりと…色々やってきましたが、特にこれといって良い方法はなく。

今でも静かな場での食事会や家族との食事でさえ、その時間が来るのが怖くて憂鬱です。

それでも少しは感情をコントロール出来るようになったので、結婚するまでは極力家族と一緒に食事をするようにしていました。今は私のことを理解してくれる夫に本当に感謝しています。

最後に

今日は簡単にご紹介しましたので、これからもミソフォニアに関して色々と発信していこうと思います。

日々周りの人たちに甘えてしまっていて、本当に申し訳なく思っている私ですが、症状を少しずつでも改善出来るようこれからも色々試していきたいと思います。

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コメント

  1. あいうえお より:

    僕もミソフォニアです。いじめに耐え続けたことから発症しました。
    僕以外にもいるんですね。最初は自分でも何が起こっているのかわからなくて、人に説明しても理解されないし。
    こういうネットワークが今後も広がると心の支えになって少し楽ですよね。
    僕は四六時中イヤホンで自然音流してます。
    当初は不安感や焦燥感がすごかったですが、今は普通です。
    得体のしれない病気は怖いですね。

    • kay-realblog より:

      あいうえおさん

      コメントありがとうございます。
      私の場合原因は分からないのですが、いつの間にか発症していました。
      人に理解されない辛さ、本当によく分かります。
      四六時中イヤホンは日々の生活にも支障が出てお辛いと思います。
      はい、発信することで私だけじゃないんだと少しでも心が和らげばと思っていますし、理解者が増えてくれることを願います。

  2. より:

    こんばんは。
    ミソフォニアという言葉を最近初めて知ったのですが、思い当たる節が多々あり、コメントさせていただきました。
    私は十代始め頃から徐々に悪化し、大学の頃には授業中に睡眠発作を起こす等するまでになりました。
    幼少期の虐待が発端ではないかと思っています。
    授業中も含め殆どいつもイヤホンを使用していますが、紛らわしきれない音や不理解も辛いものです。
    Kayさんの様に食事の音も駄目なので、音に苛まれる辛さ、周囲に迷惑を掛けかねない心苦しさ等共感します。
    不明点が多過ぎて疾患自体はどうにもなりませんが、認知や理解を深めて折合いを付けて行くものなのかな、と思います。
    今回、他の方の話を読むことが出来て良かったです。乱文失礼いたしました。

    • kay-realblog より:

      桐さん

      こんばんは。
      コメントありがとうございます。
      共感いただき、嬉しいです。本当に辛いですよね。
      同じようなことで苦しんでいる人がいるんだと知ることで少しでも心の支えになれば幸いです。
      おっしゃる通り、周りの認知や理解が大きな助けになると思います。
      正直その優しさに甘えてしまう面もありますが、自分ではどうすることも出来ない場合はそれでも良いのかなと。甘える代わりに、何か違う形で感謝の気持ちを返していきたいと思っています。
      辛いご経験を共有してくださり、ありがとうございました。

  3. 真由香 より:

    私もミソフォニア病です。中学三年生の頃になりました。今は高校三年生ですがこの症状は治らず悪化していく毎日です。ずっとこの病気のことでいじめられてきました。鼻水、咳、すする音、ペンのかちゃかちゃする音、笑い声、呼吸、会話する時の返事する音、ゴクゴク飲み込む音。今では30種類以上、数え切れないほどの怖い音があります。症状だけで文章が埋まってしまうほどにです。視覚刺激になりその音を聞くと目が勝手に動いてしまう…脇見とはまた違うのです。体もビクってなって心臓がばくばくして、泣きそうで、ここから逃げたくて…罪悪感も凄くあって。毎日が辛いです。友達も作らない。ほんとは作りたいのにできないんです。買い物にだって、外食だって行きたいんです…でもその自由を奪われました…外出するときはイヤホンは絶対に必要です。電車乗るときや自転車で行くときは爆音で聴かないと行けないレベルです。家では耳栓をしています。それでも辛すぎます…。家族も理解してくれなくて孤独です。私は周りから可愛いとか異性からにはモテていました。でもこの症状を知ったらみんな敵になり私をいじめて来ました。そのせいか人間不信になり。友達も作らず。自然と笑顔もなくなり。無表情になりました。高校二年の時に通信へ編入しました。今の高校は自由なので音に苦しむことはありません。でも私は思います。その場でイヤホンを外せば、音楽を聴くのを辞めれば私はなにもできないんだな…と。ほんとにこんな自分が嫌いです。最近初めてスーパーのアルバイトを始めました。耳栓ももちろんつけています。おばちゃんは優しく教えてくれます。今は暖かい季節ですが花粉の時期や寒い季節になると思うと毎日が怖いのです。症状が周りから知られていじめられたらどうしようと毎日が恐怖です。うまくいってもいかなくても音のことでストレスや罪悪感、恐怖、怒り、悲しみが襲ってくるのです。毎日音と隣合わせ。毎日泣いています。この記事を見て私は安心しました。これからもこの病気と立ち向かって生きていきます。

    • kay-realblog より:

      真由香さん

      コメント、そしてご自身の経験や思いを共有してくださりありがとうございます。
      さぞお辛いと思います。罪悪感、恐怖感、本当にとても良く分かります。毎日耐えきれない程のストレスを感じていらっしゃると思います。私も自分が怖いですし、こんな自分を知ったら周りは変な目で見ないだろうかとビクビクすることもあります。

      でも私はこの症状のせいで自分の自由を奪われるのは本当に悔しいので、向き合っていきたいと思っています。うまく立ち回れる方法も次第に分かってくると思いますし、少しでも冷静さを取り戻せるようになるかな、と信じて。

      少しでも苦しみが分かるので、”きっと大丈夫ですよ”と簡単に口には出来ないですが、真由香さんのご家族もきっといつか理解して寄り添ってくれることを願っています。
      人によって症状の重さも違うので考え方も違うかもしれませんが、ご自身以外にも同じように苦しんでいる人がいることを知っていただければ嬉しいです。

  4. 真由香 より:

    度々すみません。Kayさんはいつからミソフォニア病になったのですか?
    そして今どのようにして乗り越えてるんですか?音は避けられないですよね…。
    改善法とかあったりするのでしょうか。やはり慣れなのでしょうか。
    この病気と戦って三年経ちますがまだ改善法が見つかりません。
    来年で卒業です。就職も考えています。先のことを考えると恐怖と不安でいっぱいです。
    どうしたらいいんでしょうか。

    • kay-realblog より:

      私は10年程前だったと思います。
      ミソフォニアと自覚するまで、私は何でこんなことでイライラするんだろう、皆は平気なのに…変なのかな…。と辛い気持ちで一杯でした。精神科にかかろうとたくさん病院を調べたこともありました。
      でもこういう症状で苦しんでいる人が私以外にもたくさんいるとここ数年で分かり、気持ち的にも楽になりました。
      今はこういう症状が自分にあることを家族には話して、理解してもらっています。

      普段の生活音はもちろん、仕事や交友関係を大事にしたいと思うとあらゆる音を避けることは出来ません。なので極力、平気平気と自分に言い聞かせて振舞っています。(そこまで重度ではないのかもしれません。)
      それでも本当にダメな時は何か理由をつけてそこから一旦離れる。家族なら、”ごめん、この音がちょっと…。”と一言説明して離れる。という感じです。
      恐怖と不安でいっぱいなお気持ち、本当によく分かりますよ。残念ながらこれといって改善法は無いようです。家族には暴露療法(自分から音を聞いて慣れる方法)を勧められましたが、今はまだとても耐えられる自信がなく出来ません(笑)
      個人的には、まずはそこまで深刻に考え過ぎないで良いと思います。余計にパニックになってしまうと悪化する気がしますので…。私も一時期は、もう一生一人で生きていかないといけないのかと考えていました。でも今は結婚もして、仕事もやって、友達とランチしたり旅行に行ったりも変わらず出来ています。
      一つアドバイスですが、怒りや悲しみが一気に押し寄せてきた時、一瞬でもクールダウンして冷静になれるように練習することをオススメします。
      正直、最初は自分をコントロール出来ないのでかなり難しいですが…根気強くやってみてください。
      繰り返しになりますが、人によって症状の重さも違うのでご参考程度に思ってもらえると嬉しいです。
      真由香さんの不安が少しでも軽くなることを願います。

  5. もち より:

    初めまして、もちと申します。
    私も幼い頃から人の出す咀嚼音に耐えられなかったのですが、「あなたが神経質過ぎるのが悪い」と言われて育ちました。
    しかし最近ミソフォニアという病を知り、私に全ての非があるのではないと少し救われた気がしました。
    咀嚼音が気にならなくなる訳ではないのですが…。

    現在私は大学でミソフォニア患者が過ごしやすい環境作りについて研究しています。

    よろしければKayさんにミソフォニア患者のお一人としてアンケートにご協力をお願いしたいのですがよろしいでしょうか?

    • kay-realblog より:

      もちさん初めまして。

      私もこの病気のことを知って少しですが救われた気持ちになりました。
      ただもちさんと同じで、今も音に悩まされることが多々あります。

      素晴らしい研究をなさっているのですね。
      私でお役に立てるようであれば是非協力させてください。
      メールアドレスをご入力いただいているようですが、念のためコンタクトフォームからアンケートの内容など送信していただくことは可能でしょうか?

      どうぞよろしくお願いいたします。

  6. 真由香 より:

    もうすぐ専門学校のオープンキャンパスに行くんですが今までずっとイヤホンで音楽聴いていたのでそれが無理となるとオープンキャンパスに行くのがとても怖いです。一気にあの恐怖な音が襲ってくると思うと急には耐えれません…親には就職はだめと言われてて専門学校または大学に行くようにと言われてるんです。私の将来の為に言ってるのは分かります。でもとても怖くてまだ入学もしてないと言うのにビクビクしまくりです…
    また嫌がらせされたらどうしようとか驚いて笑われたらどうしようとか過去のことを思い出してしまい、泣いてしまいます…絶えないといけないのは分かってます!でも…怖くて…
    私はどうすればいいんでしょうか…………

    • kay-realblog より:

      返信遅くなりすみません。
      先日の内容と重複しますが、ちょっとずつ慣れていくしかないのではないかと思います。
      薬を飲んで治るものではないので、ご自身の気持ちが一番大事なのではないかな、と。

      アルバイトのように、出来ることを少しずつ増やしていけるように小さなことから挑戦してみてはいかがでしょうか?
      不安なお気持ちはとてもよく分かりますが、前へ進まないとずっとこのままかもしれません。
      ここにコメントしてくださる皆さんが似たような症状で苦しまれています、怖くて、不安で、という気持ちを持っているのは真由香さんだけではないですよ!一緒に頑張りましょう!

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