ミソフォニア:嫌な音の対処法は?具体的なケース①

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こんにちは、Kayです。

今日も久々に”音”のことに関して。

ミソフォニア(音嫌悪症)はその人その人によってダメな音や症状のレベルが違います。

(私のミソフォニアの症状はこちら

でも根本的なところは同じで、”音”に対して嫌悪感を感じるところが特徴のようです。

少しずつ、同じような症状で悩んでいる方が私のブログにもアクセスしてくださるようになりました。中にはコメントをくださる方もいて、このブログが少しでも励ましの力になっているのかな、と嬉しく思っています。

そんな方の多くは、きっと、

”嫌な音が聞こえたら、どうやって対処しているの?”

という疑問をお持ちになると思います。

ということで、私が日常生活の嫌な”音”とどう付き合っているのか、より具体的に書いていこうと思います。

少しでも同じように苦しんでいる方のヒントになれば嬉しいです。

ある日の外食、その店は

その日、夫と買い物に出かけたついでに、夜はどこかで食べて帰ろうかという話になりました。

そんなに頻繁に外食する訳ではありませんが、いつもなら居酒屋のようなお店が多いので、そんな感じかな、と思っていました。(居酒屋の多くは、だいたい仕切りがあったり、数テーブルは声が大きく店内がざわざわしているところがほとんどで、食べる音があまり気にならない。)

でもその日提案されたのは、ラーメン屋

想像出来る音は

ええ、ええ、この時点で想像出来る音はそうです。

ズズズズズズッ…

ズルズル?なんせ麺をすする時の音です。

と言っても、実は私もラーメン好きで、意外かもしれませんが、そこまで気にせずOKしました。

基本的に私は、この症状に何か行動を制限されることが嫌なので、一瞬音に対する恐怖心を抱いても、その恐怖心を出来るだけ無視するようにしています。もしかしたらそこまで重度ではないのかもしれませんね。

いざ入店

割と人気店だったので店内は満員。とは言え待たずに入ることが出来、店内奥の席に通されました。

寒いくらい冷房がきいて、J-POPが流れる店内。

注文を終えて待つことに。その間、夫とは何気ない会話をしていたのですが、隣の席の学生達の音が気になり始めてしまいました。

ズズズズズズッ…ズズズズズズッ…

勢いよく麺をすする男子学生2人。

いたって普通の光景ですし、別にくっちゃくっちゃと口に食べ物を含んで話をしている訳でもありません。

でも気になってしまったが最後、音はどんどん大きく聞こえてきます

ズズズズズズッ…

会話がまともに出来なくなってきます

ただ、私たち夫婦はおしゃべり好きという訳ではないので、私が黙っていても不自然ではありません。夫もあまり気にしていないようでした。

混んでいるからか10分経ってもラーメンが来ない。

空腹で、居酒屋ほど賑やかでもなく、うすーく音楽がかかる店内で、私の耳には隣の学生の麺をすする音しか入ってこなくなっていました

ズズズズズズッ…

ラーメンはすすって食べるもの。私もすするし。だから別に大丈夫。大丈夫。と言い聞かせても、心拍数が上がって耐えられなくなってきます。一瞬店の外へ出ようかと思いましたが、深呼吸して、とりあえず耳を触ってまぎらわせようと試みます。

いきなり耳を触り出す私に、”どしたん?”と聞く夫。

そうか、そりゃ不自然だよな。と思いつつ、”冷房が寒いから耳が冷たくなって。”と適当に返しながら自然体を装います。耳マッサージを続けて、小さく呼吸を整えながら、自分の耳に麺をすする音以外の音を聞かせます

一方夫は麺をすする音にも、私の行動も全然気になっていない様子。やっぱり普通の人はこんな音気にならないんだなと後から思いました。

そんな時、やっと注文したラーメンが運ばれてきたのです。

自分が食べている間は…

私の場合、自分が食事をしている時は、ある程度食べる行為に集中しているのと、自分の食べる音にまぎれて、そこまで周りの音は気にならなくなります。

なので夫の食べる音、はこの時は気になりませんでした。”美味しいね〜。”と笑顔で食事が出来る程です。

自分の食べる音は大丈夫なのがまた不思議ですよね。これは症状を持っている人全員なのでしょうか?自分の食べる音もダメ、という人がいるのかは分かりません。

ただもちろん、室内などの静かな場所になると、自分が食事を取っていてもダメな場合もあります。

今回は成功!

今回は嫌な音が襲ってきても、途中で店を出ることなく、同席した人にも嫌な思いをさせず、最後まで食事をして退店することが出来ました。

少しずつこういうことを積み重ねたら気持ち的にも楽になります。それでもまだまだ”音”に対する恐怖心は無くなりませんが、のんびり改善していけたらいいな、と思っています。

こういった記事が、同じようなことで悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。

追記:ミソフォニア:嫌な音の対処法は?具体的なケース②書きました。

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コメント

  1. あーさん より:

    はじめまして!

    私は今中学3年なのですが、2年ほど前からミソフォニアの症状が(自己判断ですが…)あります。
    段々悪化してきていて、テスト中に誰かが鼻水を吸っていたり、貧乏揺すりをしていると、問題文が読めないし、読めたとしても内容が頭に入ってこないほどイライラしてしまい収まりません。
    去年までは点が下がってもあまり問題は無かったのですが、今年は受験生なので1点でも多く取りたいのに、逆に点が下がってしまいます。
    このような時の対処法を教えていただきたいです。

    親などの周りの人にはミソフォニアの事を詳しく言えてないです。
    なので相談できる人が居なくて困っています。
    よろしくお願いします。

    長文失礼しました!

    • kay-realblog より:

      あーさんさん

      初めまして、コメントありがとうございます。
      お気持ちよく分かります。きっとお辛いと思います。
      人によって症状の重さが違うので、これ!という対処法は無いのですが、例えば耳栓をすることは可能ですか?
      または、人の多い自習室や、近くのカフェなどで日頃から勉強し、どんな環境でも集中出来る頭を作る、でしょうか。(最初は上手くいかなくて辛いと思います。)

      個人的な意見ですが、慣れるのに時間がかかるので、すぐに症状が改善する方法はなかなか無いと思います。

      また、もし今後著しく症状のせいで成績が落ちた場合は、担任の先生に話されるのが良いと思います。
      きっと家でも似たようなことが起こってくると思うので、ご両親にも話されることをオススメします。

      高校受験がうまくいくことを願っています。頑張ってくださいね。

  2. an より:

    初めまして。23歳のOLです。わたしも覚えてる限り小4あたりから食べる音、鼻をすする音がKayさんと同じように本当にダメで、耳が取れてしまえばいいのにと本気で思った事があります。テスト中耳栓をしたり、それでも我慢できない時は怒りが冷めないうちに『鼻をかんでくれない?気になって集中出来ないから』と友達に不快な思いをさせてまでも本人にゆってました。分かってるんですよね、悪気がないのは。だから本当に苦しくて、辛かったです。
    幼い頃に、姉が私に『口開けて食うな』と言われたのが今でも覚えていて、その時から潜在的に?ミソフォニアになるきっかけになってしまったのかなぁとおもっています。(本当のところ分かりませんが)高校2年までの実家暮らしの間は、家族が食事を食べ終わる頃リビングに降りて食事をしました。イライラしないなら、冷めるとかどうでもいい。何かをみんなで食べるときも、食べ者を持って離れます。しばらくは反抗期と思われてましたが、いつのときか食べる音が嫌いだから、というふうな認識は持ってくれて、責められることはなかったです。でも、咀嚼音は改善しようとはしてくれませんでした。家族と離れて暮らしてからは、離別感からか前よりは気にならないですが、いまでもしぬほどうるさいです。なるべく一緒の食事は避けたり、気にならないところを選んだりその時のコンディションで決めます。
    ですが、先日ミソフォニアについて知り、このブログのURLを家族ラインに送らせてもらいました。私はこれだったんだ!って。やっときちんと、この病気なんだ、と断定して言えた。なので、一緒に食事をしてる時うるさいなー。とその時に言えるほどになりました。言えるだけでもずいぶん楽になりますよね。好きな人だったら大丈夫な場合とダメな場合、心が豊かな時は許せる時があったり、なかったり、最近は、ジムで力んだあとの吐く息の音、声が気になり始めてしまいました。自分も発する音なのに、無理なんです。わんこの咀嚼音もダメになってしまい、目に入れても痛くないほど可愛いのに、どうして。となんとも言えない、出来ない感情でいっぱいです。先日も試験のテストで、他人に鼻かんでもらっていいですか、と付箋に書いたものを渡しました。我慢ならず。
    心の中は、殺したいくらいの怒りやイライラでたまらなくなり、限界だなと。
    付箋をわたすのは本当に勇気が要りました。
    公共の場でイヤホンを忘れると地獄ですね。
    映画館、静かな飲食店、その他そういう音が耳にはいってくるとそれしか聞こえなくなる。
    ミソフォニアを治せるものならどんなに人生がより豊かで世界が変わるのか、自分を愛せるのか、。
    改善の予知はないのでしょうかね。。
    一緒に、頑張りましょう。
    当たり前の幸せを大事にして、心にゆとりを持つ。みんな味方、人類皆兄弟的な考えを忘れずいることが、少しでもミソフォニアを楽にできることなのかなと思います。

    • kay-realblog より:

      anさん初めまして。
      コメントありがとうございます。
      お辛い経験談お話しいただきありがとうございます。
      幼い頃から苦しまれてきたんですね。
      悪気がないと分かっていても我慢出来ず、周りの方に不快な思いをさせるって本当に辛いですよね。

      このブログが何かしらご家族との橋渡しになれたようで嬉しく思います。
      理解してもらえると本当に気持ち的に楽になりますよね。
      私も家族や主人の理解が無ければ今の生活は考えられません。
      日々また新しい嫌悪感が生まれるのも、どうして?と思われるのもすごくよく分かります。
      このブログにコメントくださる皆さんも同じように苦しまれて、同じ世界にいると思います。
      anさん言う通り、心にゆとりを持ってミソフォニアと向き合って行けると良いですよね。